不審者対応訓練

日本防災通信協会奈良県支部並びに五條警察署のご指導をいただき、不審者対応訓練を実施いたしました。
不審者を発見した時に最初に大事なのは、情報の伝達と園児の避難、安全確保です。そして、同時に、職員は、不審者への対応をしていきます。

その際、状況によっては、刺股(さすまた)を使って不審者と対峙する必要がある場合もあります。
刺股は、先がUの字になっている棒で、刃物などの危険物を持っている相手を威嚇し、近づけないようにするためのものです。使い方を誤るとかえって危険な状態になることもあるので、きょうは、まず、刺股の使い方を教えていただきました。

保育園には、緊急時非常通報装置(エマーコム)が各教室に設置されています。この装置は、ボタンを押すと自動的に警察署に緊急通報がされるもので、5分以内にパトカーが保育園に来てくれることになっています。

いよいよ本番の訓練が始まりました。不審者を演じる警察官が無理に保育園内に入ろうとします。園長が対応にあたると、突然、刃物を出し、さらに館内に入ろうとするという想定です。エマーコムを押して、約5分間、刺股などを使い不審者が館内に入らないようにします。
約5分でパトカーが保育園に到着。犯人を取り押さえます。

訓練とはいえ、犯人役をされた警察官の迫真の演技により、本番さながらの緊張感のある経験ができました。
不審者への対応は、様々な場面が想定されます。これからも定期的に訓練をし、いざという時に備えていきたいと思います。

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